
パチンコで勝てない11個の理由とは?仕組みや心理的な要因を解説

パチンコは多くの人が楽しむゲームですが、勝つことは簡単ではありません。パチンコで勝つためには、様々な要素を理解して、正しい打ち方や選択をしなければなりません。
しかし、多くの人はパチンコで勝てない理由を知らずに、無駄な投資や失敗を繰り返しています。
この記事では、パチンコで勝てない11個の理由を詳しく解説します。パチンコで勝てない理由を知って、自分の打ち方や考え方を改善すれば、パチンコで勝つ可能性が高まるでしょう。パチンコで勝ちたい方は、ぜひ参考にしてください。

パチンコで勝てない11個の理由とは

パチンコは多くの人にとって楽しく刺激的な娯楽ですが、同時に負けることも多いギャンブルでもあります。では、なぜパチンコで勝てないのでしょうか?
パチンコで勝てない理由は人それぞれですが、ここでは一般的によくある11個の理由を紹介します。
パチンコで勝てない理由
- そもそもパチンコ店は運営のために100%勝てるようにはしていない
- パチンコに対する知識が足りない
- 負けないための立ち回りをしていない
- 期待値が低い台を打っている
- 何も考えずに換金している
- 交換率(レート)を理解していない
- 稼働時間が足りていない
- 一発逆転を狙ってしまう
- 勝つことよりも打つ楽しさを優先してしまう
- 本質的なことではなくオカルト的なことを考えている
- 負けていると諦めることができない
そもそもパチンコ店は運営のために100%勝てるようにはしていない
パチンコ店はビジネスですから、当然利益を出すために運営しています。そのため、パチンコ店は台の設定や釘の調整をおこなって、客が勝ちすぎないようにしています。
もしパチンコ店が全ての台を等価交換や高設定にしてしまったら、店は赤字になってしまいます。逆に、客が全く勝てないようにしたら、客は離れてしまいます。そのバランスを取るのがパチンコ店の仕事です。
つまり、パチンコ店は客が100%勝てるようにはしていないのです。
パチンコに対する知識が足りない
パチンコには下記のように様々な種類や仕組みがあります。
パチンコの種類や仕組み
- 台の種類や仕様
- 出玉率や確率
- ボーダーラインや期待値
もちろん他にも様々な要素があります。
これらの用語や概念を理解していないと、どの台を選ぶべきかやどう打つべきかが分からなくなってしまいます。また、最新の台や人気の台にも常に変化や特徴があるため、情報収集が欠かせません。
パチンコに対する知識が足りないと、勝つ可能性を下げてしまうことにつながるため、まずは基本的な知識を身につけることが大切です。
負けないための立ち回りをしていない

パチンコで勝つには、何も考えずただ打つだけではダメです。負けないための立ち回りをする必要があります。立ち回りとは、自分の予算や目標に合わせて、どの台を選ぶかやどれくらい打つかを決めることです。
たとえば、高設定狙いなら開店前から並んだり、朝一から熱そうな台を探したりします。逆に低設定狙いなら昼過ぎから回転数や天井ゲーム数を見ることも必要です。
また、負けても損切りをしたり、勝って満足したらすぐに止めましょう。負けないための立ち回りをしていないと、無駄に時間やお金を使ってしまうことになります。
期待値が低い台を打っている
期待値とは、ある行動をした場合に得られる平均的な利益や損失のことです。パチンコにあてはめると、その台で打ち続けたときに、いくら勝つかいくら負けるかを計算した値を指します。
パチンコで期待値が高い台とは、打ち続けた場合に得られる出玉が多くなります。反対に期待値が低い台を打っているということは、長期的に見れば負ける可能性が高いということです。
期待値が低い台を打つ理由は様々ですが、一般的には以下のようなものがあげられます。
期待値が低い台を打つ理由
- 好きな機種やキャラクターの台を打つ
- 人気のある台や話題の台を打つ
- 他に打てる台がないから打つ
- 前日や前回に出た台を打つ
- 他の人が出している台を打つ
こういった理由は、感情や思い込みに基づいていることが多く、客観的な根拠がありません。期待値が低い台を打っていると、勝てるチャンスを逃してしまうことになります。期待値が高い台を見極めるためには、データや釘、出玉感などを分析する必要があるでしょう。
何も考えずに換金している
パチンコで勝った場合、下記のような選択肢があります。
パチンコで勝ったら取る行動
- そのまま換金する
- また打つ
- 貯玉する
多くの人は何も考えずに換金してしまいます。これは、勝ったお金をすぐに使いたいという欲求や、また負けてしまうのではないかという不安から来るものです。
しかし、何も考えずに換金してしまうと、勝ち逃げしたことになります。勝ち逃げとは、勝ったお金を持って逃げること。
勝ち逃げは一見良さそうに見えますが、実は以下の通りパチンコで勝てない理由の1つとして知られています。
勝ち逃げをするデメリット
- 期待値が高い台を放棄することになる
- 交換率(レート)が低い店で換金することになる
- 貯玉や貯メダルのメリットを享受できなくなる
これらのデメリットは、長期的に見れば負ける要因になります。パチンコで勝った場合は、換金するかどうかをよく考えましょう。
交換率(レート)を理解していない

交換率(レート)とは、パチンコ店で玉やメダルを景品や現金に交換する際の比率のこと。玉を景品に交換するときに取られる手数料のようなもので、玉1個あたりの価値を表します。
たとえば、4円パチンコで30玉交換の店では、30玉で100円分の景品に交換できます。この場合、交換率は30玉交換といいます。
交換率は店や地域によってことなりますが、一般的には以下のような傾向があります。
交換率の傾向
- 4円パチンコでは25~35玉交換
- 1円パチンコでは100~140玉交換
- スロットでは46~56枚交換
また、景品の種類によっても価値が違います。一般景品は飲料や食品などでそのまま使えますが、特殊景品は金やカードなどで、店外の交換所で現金に変える必要があります。
特殊景品の方が価値が高いことが多いですが、交換所の場所や営業時間なども確認しておかなければいけません。何も考えずに換金してしまうと、出玉に見合わない金額になってしまうので注意しましょう。
稼働時間が足りていない
パチンコで勝つためには、稼働時間も重要です。稼働時間とは、その名の通り台で打つ時間のことで、稼働時間が長ければ長いほど、大当たりの確率や高い出玉率に近づくことができます。
逆に稼働時間が短ければ短いほど、大当たりの確率や良い出玉率から離れることになります。つまり、稼働時間が足りていないと、勝つチャンスを逃してしまうことになります。
稼働時間を増やすためには、自分の予定や体力に合わせて、効率的にパチンコを打つことが大切です。
一発逆転を狙ってしまう
パチンコで勝つためには、一発逆転を狙うのではなく、コツコツと積み上げることが大切です。
一発逆転は魅力的ですが、実現する可能性は非常に低いです。負けているところから一発逆転を狙うと、期待値の低い台や高リスクの台を打ってしまったり、負けても止められなくなったりすることがあります。
これでは勝つどころか負け続けることになります。パチンコで勝つためには、一発逆転を狙うのではなく、期待値の高い台や低リスクの台を打って、小さな利益を積み重ねていくことが大切です。
勝つことよりも打つ楽しさを優先してしまう

パチンコはレジャーですから、打つ楽しさを感じることも大切です。しかし、勝つことよりも打つ楽しさを優先してしまうと、勝てなくなってしまいます。
打つ楽しさを優先してしまうと、自分の予算や目標を無視してしまったり、好きな台や人気の台ばかり打ってしまいがちです。これでは勝つ可能性を自ら減らしてしまいます。
パチンコで勝つためには、打つ楽しさを感じながらも、勝つための戦略や判断を忘れないことが大切です。
本質的なことではなくオカルト的なことを考えている
パチンコで勝つためには、台の仕様や確率、出玉率などの本質的な情報を知ることが重要です。しかし、多くのパチンコプレイヤーは、本質的なことではなく下記のようなオカルト的なことを考えてしまいます。
オカルトの一例
- ボタンを特定のタイミングで押す
- 自分の好きな番号や色の台を選びがち
- 前日に当たった台を狙う
- お守りやグッズを持って行ったりする…etc
こういった行動は、自分にとって都合の良い偶然を信じることで、不安やストレスを和らげる効果があります。しかし、パチンコの勝敗には全く関係がありません。
むしろ、本質的な情報を無視してしまうことで、勝ちにくい台を選んだり、損切りできなかったりするリスクが高まります。
オカルト的なことに固執してしまうと、自分の打ち方や判断に自信が持てなくなるので、オカルト的なことは楽しむ程度にしておきましょう。
負けていると諦めることができない
パチンコはギャンブルですから、負けることもあります。しかし、負けているときに無理に打ち続けたり、追い金をしたりすると、さらに負けが拡大してしまいます。
負けているときには冷静に判断をして、ヤメ時を見極めることが大切。負けた後は反省して、自分の打ち方や考え方を見直すことも必要です。
負けた原因や改善点を分析することで、次回に活かすことができます。
パチンコで負けないようにするための5つのポイント

パチンコで勝ちたいと思う気持ちは大事ですが、負けないようなプレイを心掛けることは最も大切です。
ここでは、以下の5つのポイントに分けて解説します。
パチンコで負けないようにするための5つのポイント
- 知識がない状態で打たない
- 期待値について理解をする
- 1円パチンコなどの低貸台から期待値を追っていく
- その日の行動を記録して振り返りをする
- 出る台の傾向や釘の位置を把握する
知識がない状態で打たない
パチンコには様々な機種があり、それぞれに特徴や仕組みがあります。パチンコでいう知識とは、次のようなものがあげられます。
パチンコの知識の一例
- どこを狙えばいいのか
- どんな演出が期待できるのか
- どのタイミングで止めればいいのか
上記のような知識が分からないまま打ってしまうと、勝つ可能性が大幅に下がります。また、知識がないと、店側の釘調整や設定変更にも気づきにくくなります。そのため、打つ前には必ず機種の情報を調べておくことが大切です。
インターネットや雑誌などで機種の解析や攻略法を学んだり、実際に打ってみた人の感想やデータを参考にしたりしましょう。
期待値について理解をする
パチンコで勝つためには、期待値という概念を理解することが重要です。期待値とは、ある行動をした場合に得られる平均的な収益を指します。
たとえば、100円を投資して平均的に120円の収益が得られる場合、期待値は20円です。逆に100円の投資をして平均的に80円の収益しか得られない場合、期待値は-20円となります。
パチンコでは、期待値がプラスの台を打ち続けることで長期的に見て勝つことが可能です。期待値がマイナスの台を打っても、たまたま当たって勝つことはありますが、長期的には負けることになります。
期待値は機種や状況によって変わりますが、一般的には大当たり回数や確変率、出玉率、回転率などを考慮して計算することができます。期待値について理解をして、パチンコで負けないようにしましょう。
1円パチンコなどの低貸台から期待値を追っていく

パチンコでは、玉の貸し出し料金によって台の種類が分かれています。
玉の貸し出し料金
- 1玉=1円の1円パチンコ
- 1玉=4円の4円パチンコ
- 1玉=20円の20スロパチンコなどがあります。
上記のなかでは1円パチンコが最も低貸台と呼ばれています。投資額が少なくて済む反面、出玉も少なくなります。
低貸台では期待値を追うことが比較的容易です。それは、低貸台では店側の利益率が低くなるため、釘調整を締める余地が少なく、出玉性能が高く設定されていることが多いからです。
また、低貸台では出玉が少ないため、大当たりの回数や確変の継続率などが分かりやすくなります。これらの情報をもとに期待値を計算することで、勝ちやすい台を見つけやすいです。
低貸台では、1日に数万発も出せることは稀ですが、コツコツと期待値を積み重ねることで、長期的には大きな利益を得ることができます。
その日の行動を記録して振り返りをする
パチンコで勝つためには、自分の行動を客観的に分析することも必要です。そのためには、その日の行動を記録して振り返りをしてみましょう。
記録する内容は、打った機種や台番号、投資額や回収額、大当たり回数や確変回数、打ち始めと打ち終わりの時間などです。
記録した情報をもとに、自分の打ち方や判断が正しかったかどうか、期待値がプラスだったかどうか、勝てた理由や負けた理由などを考えてみましょう。また、記録したデータをグラフや表にしてみると、自分の傾向や弱点が分かりやすくなります。
たとえば、時間帯別や機種別に収支を比較してみると、自分に合っている時間帯や機種が分かるかもしれません。記録することで自分のパチンコスキルを向上させることができます。
出る台の傾向や釘の位置を把握する
パチンコでは、店側が設定した釘調整によって台の出玉性能が変わります。釘調整は店側の裁量によっておこなわれるため、一概にはいえませんが、一般的には以下のような傾向があります。
出る台の傾向
- 朝一は釘が開いていて出玉性能が高い
- 昼過ぎから夕方にかけて釘が締まって出玉性能が低くなる
- 夜から閉店前は釘が開いて出玉性能が高くなる
店舗や機種によってことなりますが、店側は一定の利益率を確保しつつ、お客さんに楽しんでもらうために釘調整をおこなっています。そのため、出玉性能が高い時間帯や機種を見極めることで勝ちやすくすることも可能です。
出玉性能が高い台を見つける方法の1つは、釘の位置を観察することです。釘の位置は機種ごとにことなりますが、一般的には以下のようなポイントに注目しています。
出玉性能が高い台を見つける方法
- ヘソ周りの釘:ヘソは大当たり口。ヘソ周りの釘が開いていれば大当たりしやすくなります。
- 風車周りの釘:風車は玉のスピードを上げる役割があります。風車周りの釘が開いていれば玉がヘソに届きやすくなります。
- スルー周りの釘:スルーは玉を回収する役割があります。スルー周りの釘が狭くて玉が入りにくければ、玉の消費が少なくなります。
- ラウンド周りの釘:ラウンドは玉をヘソに戻す役割があります。ラウンド周りの釘が開いていれば、玉の循環が良くなります。
ポイントを覚えて、台を見るときにチェックしてみましょう。もちろん、釘だけではなく、回転数や大当たり回数なども重要なので、総合的に判断することが大切です。

勝ちたいならパチンコに対する理解を深めてから打つことが大切!

パチンコは多くの人が楽しむゲームですが、勝つことは簡単ではありません。パチンコで勝つためには、様々な要素を理解して、正しい打ち方や選択をする必要があります。
本記事で紹介した内容を参考にして、自分の打ち方や考え方を改善すれば、パチンコで勝つ可能性を高められるでしょう。
パチンコは、理解を深めてから打つことが大切です。パチンコで勝ちたい方は、ぜひ実践してみてください。