
パチンコにも設定はあるのか|設定を見分ける方法や立ち回り方を解説!

パチンコに存在する設定によって、台の出玉や演出が変わってきます。言い換えると、設定を見分けることができれば、勝ちやすい台を選ぶことができるということです。
しかし、設定は店側の秘密であり、プレイヤー自身が見分けることは困難を極めます。では、一体どうすれば設定を見分けることができるのでしょうか。
この記事では、パチンコの設定を見分ける方法や立ち回り方について解説します。パチンコ初心者の方はぜひ参考にしてください。

パチンコにも設定はあるの?

パチンコにも設定というものがあります。設定とは、パチンコ台ごとに定められている大当たりの確率を変更し、最終的な出玉を調整できる機能のことです。
設定は1から6までの6段階が一般的で、数字が大きいほど大当たりしやすくなります。
ただし、設定があるということは、低い設定の台も存在するということです。低い設定の台では、大当たりが遠くなり、出玉も少なくなります。そのため、パチンコで勝つためには、高い設定の台を見分けることが重要になります。
パチンコの設定はスロットの設定と違うの?

パチンコの設定はスロットの設定と違う点がいくつかあります。
まず、スロットでは設定差をつけられる要素が多くありますが、パチンコでは出玉に直接関係する面で設定差をつけられるのは大当たり確率のみ。単純に高設定ほど当たりやすいと捉えておけばOKです。
次に、スロットでは天井狙いやゾーン狙いなどの打ち始めや止め時を決める要素がある一方で、パチンコではそういった要素はほとんどありません。基本的に朝一から打ち始めて終日打ち続けることが理想的です。
設定付きだとスペックが甘くなるので遊びやすい

設定付きパチンコはスペックが甘くなる傾向にあります。スペックとは、大当たり確率や出玉率などの台の性能を表す指標です。スペックが甘いということは、大当たり確率が高くて出玉率が低いということです。
つまり、設定付きパチンコは当たりやすくて出玉が少ないという特徴があります。スペックが甘くなることによるメリットは次の通りです。
スペックが甘いメリット
- 当たりやすいから飽きずに打てる
- 出玉が少ないから負け額がおさえられる
- 封入式パチンコでは釘調整ができないので、回らない台に当たるリスクが減る
- 設定差が大きいから高設定を引けば大きく勝てる可能性がある
もちろん、メリットだけでなく、以下のようなデメリットもおさえておきましょう。
スペックが甘いデメリット
- 出玉が少ない分勝ち額も少なくなる
- 設定差が大きいから低設定を引くと大きく負ける可能性がある
- 設定付きパチンコは数%しかなく、高設定を打てる確率も低い
- 設定判別に時間や労力がかかる
設定付きパチンコはスペックが甘くなることで遊びやすさや面白さを追求したものです。しかし、それだけに勝ち負けの差も大きくなります。自分の好みや目的に合わせて、設定付きパチンコを楽しみましょう。
設定を判別するために見るべきポイント

設定付きパチンコでは、設定を判別することが重要です。高設定を打てば勝ちやすく、低設定を打てば負けやすいためです。
しかし、設定を判別することは簡単ではありません。ここでは、以下2点のポイントを解説します。
設定を判別するポイント
- 高設定ならではの演出が出ているかどうか
- 演出の頻度が高いかどうか
高設定ならではの演出が出ているかどうか
パチンコの設定判別において、演出は重要な要素です。演出とは、大当たりやチャンスなどを示唆する音や光、動画などのことです。
パチンコには様々な演出がありますが、高設定でしか発生しない、または高設定で発生しやすい演出のことがあるので、演出を見ることが設定を判別するための手がかりになります。
もちろん、演出が出ても必ず高設定というわけではありませんし、演出が出なくても低設定というわけでもありません。
しかし、演出が出る確率は高設定であれば明らかに高くなります。そのため、自分が打っている台に演出が出ているかどうかをチェックすることは、設定判別において有効です。
演出の頻度が高いかどうか
パチンコの台には、設定に関係なく出る演出もあります。ただし、高設定であればあるほど頻繁に演出が出る傾向にあります。つまり、同じ演出でも頻度が高ければ高設定である可能性が高くなるといえます。
機種ごとに異なる演出発生率を知っておくことで、設定を見分ける手がかりになります。
グラフが右上がりだとしても高設定ではないので注意!

パチンコの台には、グラフという機能があります。グラフとは、過去の大当たり履歴や回転数を表示する機能です。グラフを見ることで、その台の状況を把握することができます。
しかし、グラフだけで設定を判断することはできません。グラフが右上がりだからといって、必ずしも高設定だとは限らないからです。グラフはあくまで過去の結果であり、現在や未来を保証するものではありません。
実際には、ホール側は朝一や昼過ぎなどに設定を変更することができます。低設定でも当たりやすい時間帯や曜日に台を入れ替えたり、釘を閉めたり開けたりして、グラフを操作したりすることができます。
グラフは設定の判断材料の一つではありますが、決め手にはなりません。グラフだけでなく、他のポイントも見て、総合的に設定を判断することが大切です。
設定が入っている台を打つときは朝がおすすめ

パチンコでは、朝一番に開店する時間帯を「朝一」と呼びます。朝一はパチンコで勝つために重要な時間帯です。なぜなら、朝一ではホール側が前日から引き継いだ設定をそのまま使用することが多いからです。
つまり、前日に高設定で出玉を出した台は、朝一でも高設定のままである可能性が高いのです。
そのため、朝一に設定が入っている台を打つときは、前日のグラフや出玉状況をチェックすることがおすすめです。もし、前日に大当たり回数や回転数が多くて出玉も多かった台があれば、その台は高設定である可能性が高いので、狙ってみましょう。
設定だけではなく釘の開きを見ることも大切
パチンコでは、設定だけではなく釘の開きを見ることも大切です。釘とは、打ち玉の流れを調整する金属の棒のこと。釘の開きとは、釘同士の間隔のことをさします。
釘の開きが広いほど打ち玉が通りやすくなり、回転数が増えます。逆に、釘の開きが狭いほど打ち玉が通りにくくなり、回転数が減ります。つまり、釘の開きが広い台は回収率が高いということです。
設定が高くても釘の開きが狭ければ、回転数が少なくなります。そのため、設定だけでなく釘の開きも見ることが重要です。
釘の開きを見る方法は、打ち玉を投入してその流れを観察することが大切です。打ち玉がスムーズに流れて回転数が多ければ、釘の開きは広いと判断できます。逆に、打ち玉が詰まったりして回転数が少なければ、釘の開きは狭い言えるでしょう。
釘はホール側が自由に調整できる部分なので、同じ機種でもホールごとに違います。自分がよく行くホールや機種の釘の傾向を知っておくことも大切です。

設定に関する正しい知識を持って楽しくパチンコを楽しもう!

設定はパチンコで勝つために重要な要素ですが、それだけではなく演出やスペックや釘なども考慮する必要があります。
また、設定はホール側によって変更される可能性もあります。そのため、設定に関する正しい知識を持って臨機応変に対応することが大切です。
パチンコで勝つためには、自分の予算や時間を決めて節度を持って楽しむことが大切です。パチンコはギャンブルですので、自己責任で楽しく遊びましょう。